ARTIST - プラン紹介と開催時(2009年8-9月)の様子 -
内田 晴之(京都精華大学 立体造形コース教員)
「大地の記憶」 - 分校校庭
吉野 央子(京都精華大学 立体造形コース教員)
「憧憬の小学校」 - 分校体育館
森 太三(京都精華大学 立体造形コース教員)
「Sky mountains」 - 分校2階教室
笠原美希(京都精華大学 大学3年生)
「枯木又アーカイヴ」 - 分校1階教室
春名 祐麻(京都精華大学 大学3年生)
「体操服プロジェクト」 - 校庭
若林 亮(京都精華大学 大学院2年生)
「焼成 - 再生」 - 校庭
- 2010夏 プラン紹介 -
※校庭の内田作品は、今年は真ん中に水を張り、彼岸花を補充
【寺石龍太: ひかりのくじら】 @体育館
大小たくさんの鏡を使って太陽の光を反射させ、体育館のスクリーンに、光の濃淡で巨大なくじらを描き出す。
同時に水のゆらめく影もおとし、あたかも海の中にいるかのような空間になる予定。
今は山の上にある枯木又が、海の中にあっただろう太古の昔に想いをはせながら。 8月頭~設置&調整
【猪子大地: 構想】 @一階教室
教室の床、壁、天井全体に真っ白なキャンバスはり、夏の間、毎晩分校に泊まって見た夢をペインティングしていく。
時に立体物なども交えながら、時とともに自身の中で移ろいゆく枯木又という場所の記憶を表現。
夏の終わりには、摩訶不思議な猪子大地の夢の世界が教室全体に広がる予定。7月頭にキャンバス設置、8月最終日まで制作
【児玉毅: SU 】 @校庭の内田作品の真ん中
杉枝を大量に集めて組み合わせ、大人3~4人が入れるくらいのカマクラ状の巣を作る。
校庭の水を張った内田作品の中心に設置し、巣には橋を渡って入れる形にする。
動物たちのように、枯木又の自然の中にある素材を用いて、自分たちの「住処」、学校という子供たちを育んできた「巣」を表現。
8月初旬より滞在制作
【浦田裕章: 無題】 @2階奥教室
彫刻に使われる代表的な素材(木、石、鉄、石膏)を、大きな黒い柱の中に埋め込み露出させることで、見る人と素材の対峙を促す彫刻作品。
白~黒のグラデーションの立方体が、入り口から柱状の作品へと、訪れた人を誘う。 8月頭に搬入、設置
【北下弘市郎: 再生(仮)】 @2階教室
廃校となった分校が、あらたに生まれ変わろうとしている胎動を表現したインスタレーション。
教室の真ん中にぽっかりあいた穴(真っ黒い布)から、教室全体に伸び広がる鉄の枝/蔓。 8月頭に搬入、設置
【グループ制作①: カレキマタ竜王伝説2010】 @のっとこい前棚田
のっとこい(集落センター)正面の棚田二枚に、巨大な竜王様のこいのぼりが出現。
分校にむかう道に沿って、竜王様の物語を何枚かにわけてパネル展示。和尚や村人も棚田の中に設置して、立体絵本を作り上げる。7月3日~8月頭 制作、搬入、設置
【グループ制作②: カレキマタ水中旅行(仮)】 @プール
かつて、枯木又のみなさんが子供たちのためにと、手作りでしつらえた分校のプール。
廃校となって以来、そこは様々な生き物たちの住処だった。生き物たちには「お引っ越し」をしてもらい、夏はおたまじゃくしから成長していくカエルのオブジェが水に泳ぐ。 7月3日~8月頭 掃除、制作、搬入、設置
【グループ制作③: 憩い~ゆったり流れる時間~】 @校庭周辺
校庭を中心に、きた人がゆっくり休めるベンチを設置。学校の教材や備品、枯木又の廃木材や倒木などを素材に使用する。
7月中旬~8月頭 制作&設置
【8月24日ワークショップ:水鉄砲バトルでオリジナルTシャツをつくろう】 @校庭
枯木又でとれる草木染の染料や、体に害のない染料を竹鉄砲につめてバトルゲーム。
参加者は、午前中にロウケツ染めの手法で加工した、白いTシャツを着て参戦する。
バトル終了後には、ステキなオリジナルTシャツが出来上がっている・・はず。
10時から開始予定。そのほか、盆踊りのときに、キャンドルを飾りたいとの希望あり。
24日の10時~15時くらいまで ろうけつ染め~水鉄砲バトル参加者募集! (Tシャツつき500円)